リハビリテーション部
施設基準
- 脳血管疾患等リハビリテーションⅠ
- 運動器リハビリテーションⅠ
- 心大血管疾患リハビリテーションⅠ
- がん患者リハビリテーション
リハビリテーションスタッフ
- 理学療法士: 11名
- 作業療法士: 5名
- 言語聴覚士: 1名
- 看護師: 3名
- リハビリ助手: 2名
※令和6年8月現在
脳血管疾患等リハビリテーション
脳卒中・脊髄疾患・難病疾患等を対象に、発症後早期よりリスク管理(血圧・脈拍・体内の酸素の取り入れ状態・呼吸状態の確認)を行いながら身体機能の改善・早期離床を促して日常生活動作の獲得を目指します。
運動器リハビリテーション
大腿骨頚部・転子部骨折、人工関節置換術(股・膝)、その他骨折、外傷等を対象に、手術後翌日より早期離床、身体機能の改善、廃用の予防を図るためリハビリテーションを実施します。
心大血管疾患リハビリテーション
心筋梗塞、狭心症、心不全、心臓外科手術後、大動脈疾患等を対象に、身体機能の改善・日常生活動作能力の改善や再発の予防などを目的としたリハビリテーションを実施しております。発症早期または状態が安定してから介入し、早期退院、早期家庭復帰を目指します。また、週1回の多職種カンファレンスで情報を共有し、運動療法・服薬指導・栄養指導・疾患指導・生活指導など包括的心臓リハビリテーションを実施しています。
がん患者リハビリテーション
手術や化学療法などの治療後に機能障害、能力低下をきたしている患者さんに対して最大限の機能回復を図ります。生活の質の向上のためにがんや治療による機能障害の改善、廃用予防・改善、むくみ対策、福祉機器の活用、動作の指導などを個々のニーズに合わせて行います。
理学療法
理学療法では、病気、けが、手術、廃用などによって運動機能が低下した人々に運動機能の回復、日常生活活動(ADL)の改善を図ります。筋力、麻痺、関節可動域、協調性などの身体機能の改善を図る「運動療法」、温熱、電気光線などの物理的刺激を用いて痛みの軽減等を図る「物理療法」、また、基本動作や日常生活動作能力の回復を図る「日常生活動作訓練」があります。
作業療法
作業療法では、病気やけがによる心身機能の低下に対し、日常生活の再獲得を図れるよう治療・指導・援助を行っています。身体機能の改善では上肢を中心に機能回復・筋力向上などを図り、脳卒中後遺症等による高次脳機能障害(記憶・見当識・注意障害等)に対しての訓練も行います。日常生活動作(食事・排泄・更衣・入浴等)、身の回りの生活に必要な動作が自立して行えるよう援助・指導します。また、家事動作(調理・洗濯・掃除など)の練習も行います。
言語聴覚療法
脳梗塞や脳出血、事故等による頭部外傷、神経疾患等に起因する「ことばの障害」(失語症や構音障害)や「のみこみの障害」(摂食・嚥下機能障害)などを対象に訓練を行います。また、適切な食事形態や安全な摂取方法の選択・指導も行います。
その他の取り組み
- 糖尿病療養指導委員会: 運動療法指導
- 褥瘡対策委員会
- 排尿ケアチーム