小児科
特徴
小児科は、3名の常勤医で診療を行っております。外来は、感染症をはじめ、内分泌・代謝疾患、神経疾患、心疾患、先天異常など、幅広い領域の診療に対応しています。熊本大学小児科の先生による特殊外来は、「先天代謝異常症外来(城戸淳先生)」、「腎臓外来(仲里仁史先生)」、「アレルギー外来(緒方美佳先生)」があり、より専門性の高い診療を行っています。
当院は、県指定の小児救急拠点病院として、クリニックや熊本大学病院小児科の先生方の協力を得ながら、24時間365日の小児の救急疾患に対応できるように努めております。当院では対応が難しいような、高度な医療を必要とする患者さんについては、熊本市内の対応可能な病院への転院を行っています。
当院には、産婦人科はありませんが、他院で出生した新生児の対応が必要な場合は、当院小児科医が出向し、NICUへの入院が必要な患者の転院などの対応を行っています。
また近年増加している、起立性調節障害や過敏性腸症候群、頭痛、腹痛など心身症や、不登校の症例についても対応を行っています。
部長を含め、経験の浅い若手ばかりですが、少しでも天草の小児医療に貢献できるよう努めて参ります。
症例数・治療成績
外来患者数は、例年約4,300例、うち時間外受診数が約1,000例となっています。
令和6年度の入院症例は、計205例で、主に下記の内訳となっています。
- 食物アレルギー(食物経口負荷試験):40例
- RSウイルス細気管支炎、肺炎:29例
- 喘息、喘息性気管支炎:26例
- 川崎病:14例
- 肺炎:12例
- 胃腸炎:9例
- 腸重積症:8例
- 熱性けいれん:7例
- 尿路感染症:6例
- てんかん:6例
- 救急車・Drヘリによる転院搬送症例:13例(うち新生児5例)
担当医表
医師紹介
小児科部長 / 小児科
野中 俊彦
のなか としひこ
資格
日本小児科学会専門医
小児科
三渕 静香
みつぶち しずか
小児科
村上 考利
むらかみ たかとし