診療科:循環器科 紹介

当院循環器内科は現在3人体制で診療にあたっています。    当科の特色として心筋梗塞、不安定狭心症、徐脈性失神などの急性期疾患があります。このため24時間365日心臓カテーテル検査、 治療ができる態勢を取っています。昨年度の実績として140件のカテーテルインターベンション治療(緊急71件)、76件のペースメーカー植え込み術 (新規植え込み62件)を行いました。低侵襲、再発リスクが低い治療を心がけています。
   高齢化に伴い心不全の急増が危惧されています(心不全パンデミック)。心不全の症状は息切れ、動悸、むくみだけでなく食欲低下や 倦怠感など症状がはっきりしないことも珍しくありません。虚血性心疾患、心筋症、代謝障害、栄養障害など多彩な機序が心不全に関わっています。 急性期治療、原因解明、リハビリテーション、再発予防など課題は多くあります。特に慢性期の管理につきましてはかかりつけ医の先生方と密な連携を 構築していきたいと考えています。